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泡消火と水噴霧消火の違いとは

泡消火と水噴霧消火の違いとは

2023/04/05

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火災が発生した際の消火方法は、泡消火と水噴霧消火で違います。
そこで今回は、泡消火と水が出る水噴霧消火の違いについて見てみましょう。

▼泡消火と水噴霧の違い
泡消火と水噴霧消火消火には、いくつか違いがあります。

■消火剤
泡消火と水噴霧消火のどちらも、火災の際に消火作業のために使うものです。
ただし、消火のための材料として泡消火では泡消火薬剤を、水噴霧消火では水を用います。泡薬剤にも種類があり、建築物の駐車場には水成膜泡消火薬剤が主流になっています。

■駐車場には両方使える
たいていの方は「水噴霧消火」というと、あまり想像つきにくいのではないでしょうか。水噴霧消火は水を霧状に細かくし、広範囲に撒くことで鎮火させる方法です。

泡消火設備の場合、泡消火ヘッドから消火用の泡が撒き散らされる仕組みです。
泡が火を覆って燃焼の勢いを止めて鎮火させるまでのスピードが速いことから、規模の大きな火災に向いています。


そのため、規模の大きな火災が発生する可能性があるところには、泡消火設備の方がいいでしょう。


▼まとめ
通常、駐車場に設置する消火設備と言えば泡消火を連想しますが、水噴霧消火もできることがわかりました。

最近では、PFOS、PFOAにより泡薬剤が使えなくなる事の対策として、水噴霧をベースとした消火設備も開発されています。


設置の際は火災の要因に何があるかを考えて、選択することが重要ですね。
弊社では、建物全体の設計・施工図を手掛けております。
消防設備士が担当いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
  

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