消火設備を設置する時によく聞く用語として「ループ配管」がありますが、具体的にどのような設備なのかがわからないという方も多いのではないでしょうか。
今回はループ配管とはどのような消火設備なのかを解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

▼ループ配管とは
ループ配管とは、配管の中で水などの液体が循環するタイプの配管設備です。
一般的には住宅の給湯管として使われることが多いですが、スプリンクラーのような消火設備にもループ配管の原理が採用されています。
ループ配管を利用すると他の噴出口の影響を受けずに水を散布することができるため、より安全な消火設備を導入することができます。

■損失計算も考慮に入れる
ループ配管の消火設備は、内部の圧力が削られやすいため圧力の損失計算も考慮に入れながら設計を行う必要があります。
損失計算の計算式はある程度確立されているのですが、消火設備の大きさによっては細かい調整を行わなくてはなりません。
豊富な経験値に裏打ちされた技術力があってこそ、より正確なループ配管を設計することができると言えるでしょう。

■設計図面の作成は専門業者で
消火設備を導入する建物にぴったり合い、しかも正常に作動するループ配管の図面を作成するには、ぜひ経験豊富な専門業者にご依頼ください。
和光設計有限会社でも大手防災メーカーと同クオリティの消火配管図面の作成を行っており、全国どこからのご依頼でも承っています。

▼まとめ
ループ配管とは異なる消火設備を導入する場合でも、やはり設計図面は非常に大切です。
ぜひ信頼できるプロと綿密な打ち合わせを重ねていただき、いざという時に正常に作動する消火設備を組み上げていきましょう。