送水口の設置基準とは
2022/11/05

建物に取り付ける送水口には、設置基準が設けられています。
今回は、この送水口の設置基準について見ていきましょう。
▼送水口の取り付け設置基準
送水口を取り付ける際は、設置基準を満たす必要があります。
■送水口の設置基準は利用目的に適っていること
送水口を作る際に設置基準が設けられているのは、利用目的に適っていなければならないからです。
利用目的とは、火事が起こった際に速やかに消火活動に取り掛かれることで、そのためにさまざまな設置基準が定められています。
例えば送水口の形ですが、これは必ず双口形でなければなりません。
さらに、どこに送水口があるかが一目で見てわかるように、標識を設けることも義務付けられています。
■高さにも設置基準がある
送水口はポンプ車がポンプをつないで、いち早く消火活動に取り組むためのものです。
したがって、送水口の高さは地盤から50cm以上、100cm以下の高さに設置すべきと決まっています。
50cmより低ければホースをつなぎにくくなりますし、100cm以上あると高すぎてこれまた不便です。
送水口の高さに厳しい設置基準があるのは、手間取ることなくスムーズに取り付けられる高さでなければ、火災の鎮火という一刻を争う事態で使われるからなのは間違いありません。
▼まとめ
送水口は火事が発生した際に消防ポンプ車が速やかに消火活動を行うために、欠かせない消防器具です。
それだけに、設置基準が厳しくなるのも無理はありませんね。
弊社は、設置基準を満たす万全な消火設備の設計図作成を承っております。
消火設備の設計図の作成をお考えの法人様は、ぜひ弊社にお任せ下さい。
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