スプリンクラー設備の種類について
2021/10/01
「スプリンクラー」というと1種類しかないと思っている方もいるかもしれませんが、実際は設置する設備の特色に応じて色々な種類が存在します。
今回はスプリンクラー設備の種類について解説していきますので、導入の際はぜひ参考にしてください。
▼スプリンクラー設備の種類
スプリンクラー設備には、主に以下の4種類があります。
・閉鎖型湿式
・閉鎖型予作動式
・閉鎖型乾式
・開放型
一般的な建物に設置されているスプリンクラーは「閉鎖型湿式」と呼ばれるものです。
「湿式」とは中に水が常に充満しているタイプで、火災が発生するとすぐに作動することから広く普及しています。
ただし寒冷地では水が凍結するおそれがあるため、湿式ではなく減圧によって作動する「鎖型乾式」が用いられることが多いです。
他にも、水に弱い精密機器を扱う施設には「閉鎖型予作動式」、劇場など火が回りやすい施設には常にヘッド部分が開いている「開放型」の採用が推奨されています。
■どのスプリンクラー設備を導入すべき?
建物に導入するスプリンクラー設備の種類に迷った場合は、専門業者にご相談ください。
消火対象の施設概要を確認しながら、最も適したタイプのスプリンクラー設備をご提案させていただきます。
和光設計有限会社でも、消火設備の図面作成業者の立場からスプリンクラー設備に関するアドバイスが可能ですので、わからないことは何でもご質問ください。
▼まとめ
スプリンクラー設備を正しく設置すれば、いざという時に人々の命が助かる可能性が各段に上がります。
建物の用途や環境に合った種類のスプリンクラーを導入していただき、安全な施設を作り上げてくださいね。
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