消火設備の機器図3Dデータ化
2020/10/29
消火設備の各機器図の3Dデータ化ついて書こうと思います。
私たちが使用しているCADソフトはTfaSを使用していますので、TfaSの機器登録方法と3Dデータ作図方法について述べようと思います。
TfaSで消火設備の機器を図形登録して3D表示をすると、、、
四角形の形になってしまいます。。。
TfaSの図形登録データは基本的に3Dデータを読み込まないと四角にしか3D表示してくれません。機器・器具登録用図面を開くと右上に図形登録する6面枠とは別に3面+アイソメの枠があります。ここに3Dデータを読み込ませることで3Dデータを表示させる事が出来ます。
でも、3Dデータの元ネタが無いとどうしようもありませんよね。。
本当はTfaSで3D形状を作成できれば良いのですが出来ないので、、
Rebroを使用します!
これ、本当に優れモノで消火設備の機器図はどんな形状でも大体作れます。ただ、めちゃくちゃ忠実には作れませんが。。。
色々な形状の3Dデータがレブロにはあるので細かく組み合わせて作成します。
機器図で読み取り切れない所や形状的に表現できない所は妄想を最大限に活用して作成しています(笑)
でも、かなり機器の姿は表現出来ると思います!
そしてレブロで作成した3Dデータをdwg(3D)に変換してTfaSの機器・器具3Dデータ配置のコマンドで読み込みます。
ポンプ・減圧弁・アラーム弁・ヘッド・サクションカバー等、、、
昨今BIMへの対応が多い中、狭い機械室などでメンテナンススペースの確認をお客様と確認するのに機器が実際の大きさではなく、ただの四角の形(しかも大きさも合わない)ではBIM化に対応出来ていないと考えています。
製作時間もそんなにはかからないのと、一度作ってしまえば後は繰り返し使えるものなので一度お試しください。
消火設備の機器だけでなく、設備であれば大体作成出来ると思います。
一度お声がけ頂ければと思います!
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