初期消火の手順について
2021/11/22
火災による被害を最小限に抑えるために必要な初期消火。
大切だとわかっていても、初期消火の正しい手順がわかっていなければなかなか行動できません。
そこで今回は、初期消火の手順と初期消火を行う際の注意点について解説していきます。
▼初期消火の手順
①周りに火災が発生したことを知らせる
火災現場を発見したら、まずは周りに火災を知らせましょう。
近くに人がいる場合は声で知らせるのも構いませんが、火災報知機などがある場合は鳴らす方が早くたくさんの人に伝わります。
そして、消防に連絡して到着を待ちます。
②初期消火を行う
消防を待っている間にも火は燃え広がるので、できる範囲で初期消火を行いましょう。
出火から3分以上経過すると手遅れになってしまう可能性が高まるので、人を集めてなるべく早く初期消火に移ることが大切です。
③現場から避難する
ある程度初期消火をしても消火できない場合は、諦めて安全な場所に避難しましょう。
ギリギリまで初期消火に励む人もいますが、何より大切なのは命です。
火災による死亡者を最小限に抑えるためにも、無理な初期消火はやめましょう。
▼初期消火を行う際の注意点
初期消火を行う際に、出火元によって消火方法が異なります。
たとえば、コンロや鍋から出火した場合は粉末消火器をかけることで消化できます。
そして、たき火の場合は消化器または水をかけて消化します。
カーテンやふすまなどに火が移ってしまった場合は、火がついている部分を切り離しましょう。
そうすることで、火が燃え広がるのを防ぐことができます。
▼まとめ
初期消火の手順を把握しておくことで、いつ火災が発生しても瞬時に行動することができます。
火災の被害を抑えるためにも、初期消火の手順を覚えておきましょう。
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