初期消火とは?

query_builder 2021/11/15
コラム
19

火災が発生すると、パニックになってしまいますよね。
しかし、あたふたしている間にも火が燃え広がり、取り返しのつかないことになる可能性があります。
そこで大切なのが、初期消火です。
今回は、初期消火について解説していきます。

▼初期消火とは
初期消火とは、火災の被害を最小限に抑えるために必要な行動です。
火災が発生すると消防に連絡しますが、消防隊が到着するまでに数分~十数分かかります。
その間にも火が燃え広がってしまうので、自分たちの力で消火活動を行うことが大切です。

火災発生から3分以内に初期消火を行えば、火の拡大を抑えることができると言われています。
反対に、すでに部屋が炎や煙で覆われている場合は、初期消火の対象とはなりません。
手遅れだと判断した場合は、速やかに避難しましょう。

▼初期消火を実現するためにするべきこと
初期消火が大切だということがわかりましたが、実際に火災に遭うと頭が真っ白になって何もできなくなってしまいます。
そうならないためにも、初期消火の方法を確認してシミュレーションを行っておくことが大切です。

消火器や屋内消火栓の使い方、消防への通報の仕方、避難の手順など、定期的に確認して頭に入れてきましょう。
また、消化設備がきちんと使えるかどうか定期的に点検することも大切です。

▼まとめ
火災による被害を最小限に抑えるためには、初期消火が欠かせません。
万が一の時に冷静に対応できるよう、日頃から初期消火の方法や消火設備の点検を行うようにしましょう。

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